平成27年7月3日(金)に新宿区立牛込仲之小学校にて、3年生とトーゴ大使館とのCMC国際交流イベントが行われました。
大柄なトーゴ大使館職員のジュルスさんが、民族衣装を着て教室に入ってきたときはみんなビックリ。
どんな授業になるか、ワクワクです。まずは、ご挨拶から。あれっ、日本語だ。
ジュルスさんは上手な日本語で丁寧にトーゴのことを説明してくださいました。
トーゴの面積は日本の約7分の1で、場所はチョコレートで有名なガーナの隣です。
実は、トーゴでもチョコレートの原料のカカオを栽培しているそうですが、
ほとんどがフランスかベルギーに輸出されます。
トーゴは以前フランスの植民地だったので、それとも関係がありそうです。ちなみに公用語はフランス語です。
国旗のこと、学校のこと、60ほどある部族の紹介、世界遺産など画像とともに説明が続きました。
途中では、プチファッションショーも開催されました。代表で4人の女の子がトーゴのワンピースを試着しました。
クラスメイトから「かわいいー。」「めっちゃ似合ってるー。」の声がかかりましたよ。うれしいね。
質問コーナーもありました。
「トイレは?」「進級できないときはどうするの?」「お水はあるの?」「どんなフルーツがあるの?」
ジュルスさんは丁寧に答えてくれました。
その後はみんなで体育館へ移動です。
6種類ほどある楽器、遊び道具をみんなで順番に触ってみました。
難しくて音が出ないのもあったけど、トーゴの楽器の不思議な感触を楽しんだ様子。
あっという間に自分の番が終わってしまい、残念そうな子もいました。
みんなからのお返しは「ヨッシャ、来い」でした。お揃いのはっぴが、かっこよかったよ。
けん玉で凄い技を見せてくれた子もいました。ジュルスさんも大喜びでしたね。
給食も一緒に食べました。ジュルスさんのお箸の使い方はとても上手だったのです。
食後もジュルスさんの周りは子ども達でいっぱい。飛び入りで剣道(!)を披露してくれたり、けん玉を教えてあげたり。
子ども達とジュルスさんはすっかり仲良くなってしまいました。
遠いアフリカの国トーゴが、たった2時間でグッと近くに感じられるようになりました。
いつかアフリカ大陸へ、トーゴへ行ってみたいね。
交流イベントを体験した子ども達からのアンケートより
交流イベント終え、様々なアンケートを頂きました。一部を紹介いたします。
- トーゴは平和で暖かく、バナナがたくさん取れる国だと思う。
- 世界一おいしいと言われているトーゴのビールをいつか飲んでみたい。
- トーゴは週に一度どこかでお祭りがあることはすごい。
- もっと親しくなるためには、それぞれの国の小・中学校で国際交流授業をすればいいと思う。
- トーゴと日本が協力して物を作ればいい。
- トーゴの水はそのままでは飲めないので、日本の技術を教えたい。
- 日本のことをトーゴの人たちに教えたいから、ちゃんと日本の文化を勉強したい。