平成28年2月24日(水)、文京区立駕籠町小学校に駐在ブルガリア共和国大使館の方々がお越しになりました。今日、一緒に交流するのは、駕籠町小学校の3年生のみなさんと、ブルガリア大使館の文化担当を務めているイリヤナ・コストヴァさんと同大使館の職員の方々です。駕籠町小学校のみなさんは、この日のためにブルガリアについてたくさん調べてきたとのこと。イリヤナさんたちの登場を、目をキラキラさせながら拍手で迎えました。

まず初めに、イリヤナさんの方からブルガリアについて説明をしていただきました。
子供たちは事前に調べてきていたものの、知らなかったことがたくさんあったようで、ブルガリアの文化やモノなどの1つひとつに興味津々でした。

○×クイズでは、イリヤナさんから問題が出される前に、生徒同士で問題を出し合いました。
8つの班に分かれて事前に自分たちで調べてきたものをクイズ形式で発表しました。
レベルの高い問題もいくつかあり、イリヤナさんもびっくりしていました。

この日のメインコンテンツでは、ブルガリアの3月のお祭り「マルテニツィア」をみんなで楽しみました。ブルガリアでは3月の間、赤と白の糸でつくられたお人形を作り、身につけるという習慣があります。イリヤナさんのご指導を受けながら素敵な人形を作ることが出来ました。

午前の部の最後には、子供たちが感謝の気持ちを込めて合唱を届けました。イリヤナさんは、子供たちが一生懸命歌う姿を目にして、目頭が熱くなる瞬間も・・・
とても素敵なひとときでした。

午後の給食交流では、生徒とイリヤナさんが一緒になって昼食を食べました。短い時間でしたが、近くで一緒に過ごしたことで、こころの距離が縮まったようです。最後のお別れの時、イリヤナさんからのサプライズプレゼントに生徒は大興奮。集合写真のみんなの表情から、楽しさが伝わってきます。

「子供たちの素直さ、好奇心に感動した」と話すイリヤナさん。初めて会ったのにも関わらず、子供たちが積極的にコミュニケーションを取ってきてくれてとても嬉しかったようです。元気いっぱいで礼儀も正しい駕籠町小学校の3年生のみなさん。これからも素直さと好奇心を大切に、多くの人と出会い、広い世界を見て下さいね。