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平成28年1月27日(水)、新宿区立柏木小学校に駐日トルクメニスタン大使館の皆さんがお越しになりました。今日、一緒に交流するのは、新宿区立柏木小学校の5年生の皆さんと、トルクメニスタン大使館からバティール・ユスボフ参事官、大使館職員のユスボア・グルシャットさん、そして同じく大使館職員のオラゾフ・イスラムさんです。
この日は、大使館からたくさんのトルクメニスタンについての品々を持参していただきました。柏木小学校の体育館の一角は、トルクメニスタンの香りが漂う異文化の雰囲気いっぱいです。

まずは、大使館職員であり日本語通訳を担当しているオラゾフさんが、とても流ちょうな日本語で、子供たちにトルクメニスタンを紹介しました。トルクメニスタンは私たち日本人にとってはほとんどなじみがない国。子供たちは初めて見るトルクメニスタンの写真や映像を見入っていました。その中でも印象的なのは地獄の門と呼ばれる燃え続けるクレーターでしょうか。はたまたとても美しい首都の光景だったでしょうか。いずれにしても、好奇心を掻き立てられるような風景であったことは間違いありません。


さて、そのあとはお待ちかねのクイズ大会です。なかなかの難問でしたね。想像力を働かせて、勝ち上がった子供たちにユスボア参事官が握手をして子供たちをたたえていました。
第一部が終わり休憩に入ると、子供たちがトルクメニスタンの物産が置かれているコーナーに集まり、思い思いに手に取って眺めたり、帽子を身に着けてみたり。色とりどりのエキゾチックな雰囲気に興味津々でした。

第二部のメインはアクティビティ。トルクメニスタンの子供たちが遊んでいる「オオカミとカモ」という鬼ごっこを体験です。最初はオラゾフさんと我々NPOのスタッフが鬼になって子供たちを追いかけました。その後は子供たちが鬼になって順々に遊びました。当日は体育館で暖房もありませんから、とても寒かったのですが、子供たちはこれでばっちり体が温まったかな。

最後は子供たちからのお返しです。子供たちが、トルクメニスタン大使館の皆さんへの訪問のお礼に選んだのは、新都心音頭を一緒に踊るというものです。まずは子供たちから大使館の三人にはっぴが渡されました。大使館の方々ははっぴを着込み、登場した太鼓の周りで子供たちと一緒に踊ります。少し経つと皆さんも曲とパターンに慣れてきて、子供たちの輪の中ですごくじょうずに踊っていました。

同じアジアとはいえ、ほとんど知られていなかったトルクメニスタン。でも子供たちの好奇心はとても高まっていたようです。最後に、ブルシャットさんが子供たちに装丁がとても凝った素敵な本やしおりをプレゼントしていました。
素敵な交流になりましたね。柏木小学校の皆さん、そしてトルクメニスタン大使館の皆さん、ありがとうございました。